戦後、米国統治下の沖縄で、米国ドルが唯一の法定通貨として流通した時代。
1958年9月、これまでのB円から米国ドルに替わり、72年5月15日
の本土復帰の日までドルが使われた。
1958年9月16日 B円からドルへ法定通貨の切替え。
この日、沖縄での通貨がB型軍票(いわゆるB円)から米国ドルに統一されました。
当時、沖縄は米国施政権下にあり、米軍が発行する緊急通貨であるB円が流通していました。
琉球列島米国民政府高等弁務官は布令第14号「通貨」を発してB型軍票を廃止し、琉球列島
における法定通貨を米国ドルと定めました。
米軍は、沖縄の経済発展のために外国資本を積極的に導入して、雇用創出と新しい技術知識
の導入を図ろうとしました。
国際基準通貨であるドルへ移行することは、外資導入促進政策の一環とされました。
ドル通貨制への賛否両論の渦巻く中で、9月16日から20日の間に1ドル120B円と、B円高の比率
で通貨交換が実施されました。
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